症例紹介

【皮膚科】犬の膿皮症治療|つくば市のうめぞの動物病院

皮膚科・耳科

茨城県つくば市・土浦市・牛久市・つくばみらい市・阿見町の皆様、こんにちは。
茨城県つくば市にあるうめぞの動物病院です。
今回は、膿皮症について、病気の症状や原因、治療法について解説していきます。
当院では、犬の膿皮症の治療行っておりますので、お悩みの場合は一度ご相談ください。

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【症例】

ポメラニアン、8歳、避妊メス

【これまでの経過】

毎年夏の時期に今回と同じ症状(かさぶた)になっていたようです。今回もかかりつけの病院で抗生剤の内服で治療していましたが、今回は治らないため、セカンドオピニオンで当院を受診されました。首から始まった症状が背中にも広がり全身に発赤がありました。



【診断のポイント】

皮膚科検査の結果と皮膚の症状から「膿皮症」と診断しました。
今回のような再発する膿皮症は、高温多湿によるものや、アレルギーなどの基礎疾患があることが多いです。

【治療】

膿皮症の治療として、ご自宅で抗菌シャンプーと消毒液による外用療法を実施しました。
治療開始から2か月経過した時の写真がこちらです。



背中に広がっていた皮膚症状は今回、シャンプー療法で改善しました。
今回は、シャンプー療法だけで完治したため、食物アレルギーやアトピー、甲状腺機能低下症などの基礎疾患はないと判断して治療終了としました。
また、季節の変わり目に膿皮症繰り返す場合には、アトピーが基礎疾患にある可能性があります。
その場合には、シャンプー療法だけではなくて、アトピー性皮膚炎の治療も開始して、膿皮症のコントロールをしていく予定です。

同じように膿皮症などの皮膚病で悩まれている飼い主様は、一度当院までお問合せください。


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