腫瘍科

こんな症状はありませんか?

  • 乳腺にしこりができた
  • 身体にしこりが触れる

このような症状がみられたら、
腫瘍科の病気の可能性があります!

主な腫瘍科の病気・疾患

乳腺腫瘍

乳腺腫瘍は、乳腺の組織が腫瘍になったもので、メスで多い腫瘍です。
早期の不妊手術により乳腺腫瘍の発生リスクを下げることができると言われています。小型犬では良性の割合が多く、最近では2/3が良性腫瘍だったという報告もあります。当院ではそれぞれに必要な範囲で手術計画を立て動物に負担のかかる広範囲切除を無闇に行わないようにしています。

皮膚肥満細胞腫

犬の皮膚腫瘍では最も発生頻度が高い腫瘍です。肥満細胞腫の形はさまざまで、1つのものから多発するものや、柔らかいものから硬いものまであります。肝臓や脾臓に転移することがあり、食欲不振や元気消失などの症状が出ることがあります。
治療は、外科手術が第一選択になります。しかし、マージンが十分に取れない場合などには、術後に放射線療法や、抗がん剤療法が必要なこともあります。

主な腫瘍科の病気・疾患

乳腺腫瘍

乳腺腫瘍は、乳腺の組織が腫瘍になったもので、メスで多い腫瘍です。早期の不妊手術により乳腺腫瘍の発生リスクを下げることができると言われています。
猫の乳腺腫瘍は犬とちがい、その9割が悪性腫瘍だと言われています。悪性の乳腺腫瘍は肺などに転移し、治療が困難になる症例も少なくありません。乳腺腫瘍の治療においては腫瘍がなるべく小さい段階で(論文的には直径2cm未満の大きさで)片側の乳腺を全て摘出する手術を行うことが、猫の命を守る上で大事なことであり、当院の一つの治療指針でもあります。

UMEZONO’S
腫瘍科治療の3つの特徴

  1. 診断とステージ分類による予後の提示

    動物にとって出来るだけ痛みのない検査で腫瘍の種類と進行度を評価します。
    これらの情報から予後を提示し、その中で出来る治療プランをご提供いたします。

  2. 治療のプラン、経過を明確に提示

    動物の年齢や全身状態などにより同じ腫瘍でも選択できる治療が異なることもあります。少し負担をかけてでも根治治療を目指すべきか、緩和治療に徹するべきか、その子その子に合った治療プランを作成し提示いたします。
    治療の目標や経過をお伝えしながら、飼主様にもご理解頂いた上で、一緒に治療していくことを意識しております。

  3. 二次病院との連携

    専門病院の腫瘍科と連携しておりますので、最先端の治療を含めた最適な検査・治療をご提案する事ができます。

診療の流れ

受付・問診

受付いただきましたら、スタッフから問診させていただきます。どのような症状がいつごろからあるのかお伺いさせていただきます。

身体検査

視診と触診にてしこりがないかを確認させていただきます。特にリンパ節の腫れは今後の治療方針を決める上で重要なためよく触らさせていただきます。その他、身体検査にて全身の状態も確認させていただきます。

検査

疑う腫瘍に応じて、細胞診検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査など必要な検査をご提案させていただきます。
検査にて悪性が疑われた場合には、転移の有無やさらに詳しい検査のご提案など、段階的にご相談しながら検査を進めて参ります。

検査結果の説明・治療方針のご相談

検査結果に応じて、外科手術や抗がん剤などの化学療法、放射線治療などからどんな治療が選択できるのかをご提案します。また、その治療を選択した場合のメリット・デメリットや、どのような経過が予想されるのかをご説明させていただき、これからの治療方針を飼い主様と一緒に決定していきます。

お会計・次回の予約

お会計は受付にてさせていただきます。次回の診察日は状態に応じて数日後から1ヵ月を目安にお伝えさせていただきます。

診療料金

検査費用
レントゲン検査 4,840円〜
超音波検査 5,390円
細胞診(院内) 5,500円〜
治療費用
外科手術(全身麻酔) 手術内容で異なるため概算をお伝えさせいただきます。

※価格は全て税込表示となっております。

症例紹介