夜間救急診療で問い合わせの多い内容の１つとして、異物の誤食が挙げられます。
誤食してしまった内容としては、玉ねぎ・チョコレートや、飼い主様が服用している薬、プラスチックのおもちゃなどが挙げられ、竹串も時折あります。
誤食してしまった場合の対処方法としては、可能な場合には当院では吐かせる処置を行っています。
また、竹串のように先端が尖っており吐かせる行為が危険な場合には、全身麻酔をかけた状態で内視鏡を用いて摘出できるか試みます。
内視鏡を用いても摘出できない場合には、開腹手術(胃切開)を行って摘出する必要があります。
下の写真は、竹串を誤食したワンちゃんの内視鏡の症例です。
今回誤食してしまったのは小型犬でしたが、このように竹串を丸呑みしてしまうことがある為、焼き鳥などは注意してください。
