椎間板ヘルニア・手術・犬

今回、ご紹介させて頂くダックスは、他院で椎間板ヘルニアと診断されて、内服薬を処方されていました。
当初は、痛みはありますが、何とか歩くことができるましたが、内服薬のみの処方で「絶対安静」の指示が出ていなかったようです。
そのために、症状が悪化して当院にセカンドオピニオンで来院された際には、後ろ足が全く動かすことができなく、前足のみで歩いている状態に症状が進行していました。

そのため、椎間板ヘルニアが起こっている場所と程度を把握するために、MRI検査を行いました。

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MRI検査の結果、椎間板ヘルニアが起きている場所が把握できました。
青い線で囲んだ部分が、神経で、その下の赤い線で囲んだ部分が下から飛び出した椎間板物質です。
本来神経の断面は丸いのですが、下から飛び出した椎間板物質によって重度に圧迫されて形が変形して見えました。
MRIの画像より、この症例は外科的手術を実施しないと改善しない可能性が高いため手術を実施しました。
手術の結果、神経を重度に圧迫していた椎間板物質を摘出できました。
写真のように多くの椎間板物質ば摘出できました。

摘出した椎間板物質

手術後、しばらく入院してから退院となります。
写真は手術後2週後の抜糸の様子です。

手術後

まだ、麻痺は少し残っていますが、後ろ足で少しづつ立つこともできるようになり、麻痺していた後ろ足も動かせるようになってきました。
退院後はご自宅でリハビリを行っていただくことで、手術後1か月後の診察時にはかなりしっかりとした足取りで歩行していました。

椎間板ヘルニアは、内科的治療で改善する軽度の症状のものと、外科的手術が必要な重度な場合に分かれます。
症状が内科的治療で対応できる場合でも、絶対安静(ケージレスト)ができないと症状が進行して、症状が悪化してしまうことが多いので注意して下さい。

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詳細は当院までお問い合わせ下さい

投稿者:

うめぞの動物病院

茨城県つくば市の うめぞの動物病院です。土浦市、阿見町、牛久市から多数ご来院いただいております。夜間救急診療も可能な限りで対応しております。

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